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【アパレル業界の職種】品質管理の仕事とは

【アパレル業界の職種】品質管理の仕事とは

日本で販売されているアパレル製品は非常に品質が良いので有名です。その品質を支えているのがアパレル品質管理職の仕事です。アパレル製品の製造プロセス全体において品質を維持・改善することが職務となってきます。

では、実際にアパレル品質管理の仕事とは一体どういうものなのか?どんな魅力ややりがいがあるのか?どんなスキルが必要で、どんな人に向いているのかなどを詳しく解説していきます。

こんな人におすすめ

  • アパレル業界の色んな職種を知りたい
  • アパレルで良い品質の服に関わる仕事がしたい
  • きっちりコツコツ続けることでアパレル業界で仕事がしたい

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具体的なアパレル品質管理の仕事について

アパレル品質管理は生産管理と混同されることも多いですが、実際は別の職種となります。生産管理は生産サプライヤーと連携して生産を管理(management)することが仕事であることに対して、品質管理はアパレル製品の品質基準に沿った生産品が仕上がってくるように管理(control)することが仕事になります。

アパレル製品の品質には素材の知識や縫製の知識に加えてプリントや染色なども関わっています。さらに製品に求められる品質は、子供用と大人用では違う基準であったり、着用シーンにも大きく影響してくるということで、総合的な知識が必要とされます。

1.品質基準の策定

アパレル製品には様々な品質基準があります。多くの場合はJIS規格を目安に自社のブランド基準を作っています。百貨店や流通大手のイオングループには独自の品質基準が設けられています。そのようにして流通業者も販売している商品を安心・安全なものとしているわけです。

品質基準はそれぞれの企業ごと、またはブランドごと、アイテムごとに違うことがあります。例をあげると、アウトドアで使用するものは日光で色褪せが起きにくいような基準を設けたり、スイムウェアに対しては塩素に対しての強さが求められるといった違いがあります。

このようにブランドやアイテムごとに品質基準を策定することは、品質管理の代表的な仕事になります。

2.サンプルの検査

サンプル検査は生産管理職も品質管理職も行う業務です。しかし生産管理は主に仕様書との相違がないかや縫製のキレイさを検品するのに対して、品質管理は主に基準をクリアしているか?ということや、実際にユーザーが使用した時に問題になるデザインとなっていないか?ということに着目します。

もし基準に合わなければ、改善策を立案して製造工程を修正することを提案することも仕事であり、さらに特に基準として規定されていなくても使用シーン想定して問題となる可能性があれば、修正を提案することも仕事になります。

サンプル検査

  • 品質管理は物性や商品強度などの基準に対してチェック
  • 生産管理はデザイン・仕様規格などをチェック

3.生産ラインのチェック

品質管理職は常に工場ラインを見ていたり、工場責任者とやり取りをしているわけではないですが、納品前の製品をチェックしたりランダムに抜き取り検品をして製品をチェックすることがあります。

トラブルとなりそうな商品の流通を防ぐために縫製工場とも連携して、製造上の問題点や改善点なども一緒に考えることができれば品質管理としては頼りにされる存在となるでしょう。

4.外部品質検査機関との連携

品質の管理はアパレルメーカー社内だけで完結することはできません。繊維専門の検査機関に生地・縫製・プリントなどを検査してもらう必要が出てきます。

その検査結果を元に時には検査機関の担当者と相談しながら、製品の品質表示・洗濯表示・アテンション表示を決めていきます。但し、最終判断は品質管理担当がしなければなりません。商品の責任はブランドを持つ企業にあり、最終的にはその商品がユーザーに満足してもらえるかどうかに繋がることになります。

主な繊維製品の品質検査機関

一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター QTEC公式ページ
一般財団法人ボーケン品質評価機構公式ページ
一般財団法人カケンテストセンター公式ページ
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター公式ページ
一般財団法人ケケン試験認証センター公式ページ
一般財団法人メンケン品質検査協会公式ページ

5.顧客クレーム対応

品質管理者が直接窓口になることはないですが、製品の品質に問題が生じた場合は顧客からのクレームにも対応することがあります。トラブルの原因を究明し、同様の問題が発生しないよう改善対策を作るのも品質管理の役目です。

改善策の蓄積がそのブランドの製品価値を高め、顧客の満足や信用に関わってくることになります。

品質管理のやりがいや魅力

アパレル品質管理職の仕事は、製品の品質に直接的に関わる業務となります。デザイン性はもちろんですが品質をあげていく。そして顧客満足度を高め、ブランドの信頼性を高めることが結果として売り上げに繋がっています。

あまり表には出ないポジションですので、コツコツと積み上げて仕事をしていくタイプの人に向いています。

品質管理に必要なスキル

アパレルの品質管理に必要なスキルとして、まずは服の素材や製造過程の知識はもちろんのこと、様々な服を実際に使うことや想像力です。品質基準に関しては企業や検査機関にこれまでのトラブルに関しての情報が蓄積されています。

しかし服のデザインや素材・二次加工に関しては、日々新しいものが開発されていくものです。これまでの知識・経験では対処できないことも出てきます。これまでの方法をしっかりと踏まえながらも、新しい服を実際にユーザーが使用した後のことも考えておく必要があるのです。

ポイント

アパレル製品のデザインや素材は無限にあり、毎年新たな商品が生まれていきます。そのためしっかりと知識を身に付けると同時に、売り場にも見に行って研究をすることで、しっかりとスキル・経験を身に付けていけるでしょう。

アパレル品質管理になる方法

アパレル品質管理は多くの人が入れ替わるポジションではありません。そのため人員を募集に関しては、あまり多くないのが現実です。しかもしっかりとした知識・スキルが求められるので、未経験からでは難しいかもしれません。

ただし品質管理者ポジションの若手を育てようというタイミングがありますので、自身で勉強しながら転職サイトやエージェント登録をして情報が入るようにアンテナをはっておきましょう。

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